理由を考えてはみるが、全く見当もつかない。 「…考えても無駄ね。」 そう思った私は、気にしないことにした。 数十分も走っていると、 ようやくお城に到着した。 ついに、ついに会える………!! そう思うと胸が高鳴らずにいられなかった。 「やっと会えるんだね…。」 私はでかかった涙をグッとこらえ しっかりと前を向き、門を通り抜けた____