ベットに寝かされた彼は
呼吸をしてるからまず一安心
「で、何処で拾ったの?」
魘されてる彼の額にタオルを載せる
「繁華街の裏で揉めてたらしいな」
喧嘩ねぇ
手は
特に傷が無いし
大丈夫そうね
足は
腫れが酷いけど
打撲
氷水の袋をタオルで巻き
低温火傷をしないように
器具で吊るして
足を冷やす
体からの
出血は
無いし
脈も
正常みたいだし
大丈夫そうね
相手も
ここまで、やることあるのかしら
武器まで使って
ここまで執拗に
ってことは
ここで眠っている彼は
相当 有名みたいね
ソファーに座ってくつろいでる
男2人に目をやる
「 2人とも仕事は いいの?」
「大丈夫〜、他に任せたからねー」
そういう事は、
本当に早いのよね
「彼、当分起きないけどどうする?
ご飯、作ろうか?」
「あぁ、頼む」
「じゃあ、仁 買い物と彼の服お願いできる?」
「しゃーねぇ、頼まれた」
「ありがとう」
車の鍵を手で回しながら
階段を降りて行く仁
さぁてと
久しぶりの徹夜をしますか