「…おまたせ。はい」


「どうも。じゃ、さよなら。」


「っちょ、待って待って。」


「何」



「ケー番、教えてよ。なんか白田さんの事、放っておけなくて。」


「意味わかんないし。」


「困ったとき、いつでも頼ってほしい。」


「そうゆうのいいから。」


私は荷物を受け取り、スーパーを出た。


「待って!白田さん!!」


その言葉を無視して、私は家まで走った。