………こんな感じだったわよね?たしか、ってことはあたしの声を気に入ってるのかしら


あれから1ヶ月後にあたしが折れたのよね…あたしなんかによくもまぁ必死になれたもんだわ


まぁ篠先輩の声は好きだけど……


篠「…………ってわけで、俺の両親にあってよ」


琴「…っえ?何か言いました?」


篠「え!?琴聞いてなかったの!?」


琴「ごめんなさい。聞いてなかったわ」


篠「もーもっかい言うからね?来週の金曜日は何の日でしょう!!」


琴「来週の金曜日?夏休みのちょうど一週間前?」


篠「そーだけど!もっと大事な日じゃあないか!」


琴「……??」


梓&律「「二人の付き合って1年目の記念日でしょ!」ですよね!」


篠「二人とも(嬉泣)なんで琴は覚えてないのさ!」


琴「忘れてたとはいわないわ。ごめんなさい。」


梓&律((わすれてたんだ。)ですね。)


篠「ん!可愛いから許す!で、そろそろ両親に琴のこと紹介したいんだ。だからあってくれないか?」


琴「断るわ」


篠「なんで!?」