信じられない!!


あんなとこでフツーあんなことする!?


あ゛あ゛あ゛


知らない男に抱きしめられた!


気持ち悪〜っっ!


…でも…結構かっこよかったかも…?


そんな考えを掻き消すようにあたしは首を振った。


少し走って、本屋から少し離れた公園のベンチに腰を下ろした。


「はぁ…疲れた…まさか追っ掛けてこないよね」


周りを見渡す。


…ほ…いない。







「バア!!!」



!!!!!!!!!!!!



「ぎゃあーーーっっ!!」