学校が終わり帰り道に凛に今日あった、井上くんの話をした。
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「ほんと、あんたって馬鹿だよねーどうして大声でしかも寝てる相手に自己紹介するの?」
ほんと面白い、なんていいながらゲラゲラ笑っている凛に対してほっぺたを膨らます。
「そんなに笑わなくてもいいじゃんー」
「あーごめんごめん、そんなに怒ったら可愛い顔が台無しだよ」
「お世辞はいらない!」
「もー怒らないでよー」
凛のちょっと困った顔が可愛かったからついついゆるしてしまった
「今日は特別許してあげるー」
「でもさー、青空。井上くんに告白しないの?」
「出来るわけないじゃん!どうせ他の女の子みたいに飽きるまでならいいよって言われるだけだよ。」
「あー、井上くん今までの告白全部飽きるまでならいいよって言って3日ぐらいですぐに振っちゃうもんね。」
そうなんです。井上くんは告白を断ったことは無いけど、飽きるまでという意味のわからない条件をつけてくるらしいのです…
そんなの無理に決まってるじゃんか!
「凛〜、私頑張るよ〜」
「そうよ!頑張りなさい!」
なんていろいろな話をしながらわたし達は家に帰っていった。