「柚真、そんなに俺をドキドキ
させたいのか...(ニヤ)
次、そんなことしたら今度こそ襲っちゃうぞ。」

愁が耳元で呟いた。

すっごいぞくぞする。

「今日の晩、覚悟しとけよ。」

私は一気に顔が赤くなるのがわかった。

そう言って愁はおでこにチュッて

して行ってしまった。学校なのに

大胆すぎるよ...



私はこの時まだ知らなかった。

これから待ち受ける私と愁の試練を。