「私もだよ。
葉山さん...ちょっと羨ましいな。」

「何で?」

「だって普通に愁のところ行けるんだもん。私、行ったら普通に喋れない。」

「...柚真、可愛すぎ。
確かに用心することに越したことないから
あんまり学校では喋らないほーが
いいのかもしれないけど。」

「それでもやっぱり妬いちゃうよ?」

「嫉妬してんの?可愛ーな...」

そう言うと愁はキスをした。

軽く触れ合うだけのキスじゃなくて

いうもより長いキス。

私は少し安心した。