「あ……立川さ〜ん」


遠くから男性の声。


「ヤバッ。撮影だったんだ。
今度一緒に仕事出来るといいね。じゃぁ、また」


立川さんは、そういって走って去っていた。


さっきまで目の前にいたんだ。


ずっと会いたかった人。
好きな・・人・・・

やだ……すごい嬉しい。

泣きそうだよ。