立川隼人だった。


嘘・・・。


本物……。




「俺は、大丈夫だけど、ごめん」

そう言って

しゃがんで落ちた物を拾い集めてくれた。


「あっ……ごめんなさい」

あたしも慌てて拾う。

うわぁっ、近い。
すぐ側に憧れてた・・・


好きな人がいる。