「萌様は、私にとって、何物でもない宝物です。

私は、そのことを貴女様に申し上げましたよね?」

あたしは恥ずかしくなって無言で頷いた。





「やはり、気になってしまうのです。
その…、


萌様のお父様やお母様が…受け入れてくれるかどうか…。//」

ちょっ、
そ、そんなこと…気にしてたんだ…。//



「だ、大丈夫だよ!!//

雷貴は執事だけど、礼儀正しいし、優しいし、カッコいいし、

それにそれに…


…んっ!?//」

急に、唇に感触が…。//



「ちょっ、ま、また…キ、キスして…!!//」

こなキス魔め!!//←