「も、申し訳ございません…。」


ゴックン

「なんで見ようとすんのよ~。
恥ずかしいじゃんか~…。」



すると雷貴は、

「光様と信司様の手紙に、私がどう書かれてるのか気になったもので…。」

とボソッと言った。




「雷貴ってさ、そんなの気にしないタイプじゃなかった?」

あたしの想像ではそーゆー感じだったような…。





「はい…。
しかし…、」

雷貴は、手を机の上に置いて、あたしの近くまで寄って言った。