「私は前にも申しました。
私は、萌様に気持ちを示しました。
今度は、萌様の番です。」

あたしの…。
でも…




「萌様が、私に心を示していただければ、
私は、


萌様のお傍に居ます。永遠に。



言いましたよね?


萌様が私を信じてくれるのであらば、
私は、その信頼にお答えします。


ずっとそうしてきたように。」


雷貴はそー言って、
先に歩いて行ってしまった。



ここであたしが『決断』しなきゃ…もう会えないようで…、


『決断』…?

あぁそうか…。



あたしは、前を歩いてる雷貴の元に走った。