「え!!家近いの??うれしい。」

 つい喜んでしまった。ひかれちゃうか

な?

でも

「まじまじ!俺も嬉しい。だってまたおば

さんの美味しいご飯たべられるんだも

ん!」

 え。そーだよね

私と近くなんて嬉しくないよね。

私はすごく嬉しかったのにな。

あんなに嬉しい顔して言うんだもん。

期待した私が馬鹿みたい。

私は悲しくて一人歩きだした。

でも

「待てって。あつと近くで嬉しいよ。」

「え....。」

 卑怯だよ。耳元であんなこと言うなんて

ゆうくんあんなことするなんてどんだけ

かっこよくなってるんだよ。

どんどん好きになってくよ。

「あつどうした?顔赤いよ?熱あるのか?


「いや.. ないよ。大丈夫」

「ほんとに?無理すんなよ。じゃ、帰ろっか」

「あっ、うん!」