彼らと隼人は、同じなのかもしれない。


そんな大人の1人にさせてしまったのは、あたし達大人で、、、


手を伸ばすのは、一概に悪いことじゃない。


それは楽で、簡単なことだし。


でももし、その人の意見が間違っていたら、、、


隼人は間違った方に、進んでしまう。


あたしの意見が100%、正しいとも言えないし。


「良いか、悪いか。それは未来に行かないと、誰にもわからない」

「雫月先生でも、わからないことがあるんですね」


隼人は、ため息を溢す。


「でも、やって見なきゃ、、、未来に行っても、わからない」

「何を、どうして良いかも、わからなんですけど」


フッと、自分のことをあざ笑うような笑みを溢す、隼人に、、、