「そういえば、あいつら何やらかしたんだよ」

「香川先生と、ちょっと」


それに、暁夜は苦笑いする。


いや、笑いごとじゃないんですけど、、、


「瀬戸先生。時間」


あたしの言葉と同時に、チャイムの音が聞こえてくる。


それを聞き、暁夜はそれ以上何も聞かずに職員室を出て行った。


そして暁夜と入れ違いに、隼人が職員室に入ってくる。


「、、、すいませんでした」


隼人は自分の席に着くなり、謝罪の言葉を口にする。


「彼らには?」

「、、、一応」


謝って、来たのだろう。


「さっき、隼人のことも注意したけど。隼人の意見は、他の先生と同じ。あ、瀬戸先生以外のね?」


暁夜はいつだって彼ら、生徒たちの味方だし。