高一の冬

一つのバイトでは物足りないと感じ
掛け持ちを探すようになり
かたっぱしから電話をかけた


「では、16日の四時に」

「はい、失礼します」

面接が決まったのは、飲食店

もとから飲食店がよかった。
電話したのも全部飲食店。

もう受かる気しかなかったあたし。
笑っちゃいそうなくらい
楽しみで仕方なかった