幹部室に入ると

清隆「葵さん達が調べているのは空皇のことですね?」

葵「・・・」

誠「なんでー?」

葵「・・・」

ひろ「図星ですか?」

葵「・・・」

彗麻「言わねぇと分からねぇ」

咲の了承なしで伝えてもいいものなのか

楓「・・咲都が心配か?」

俯いていた顔を楓に向ける

楓「俺らだって心配してるんだ。少し教えてくれないか?」

葵「わりぃな・・確かに俺と咲都は空皇を調べに来た」

その瞬間みんなの顔つきぐ変わった

清隆「最近起きていることですか?」

葵「あぁ、空皇の空さんには昔世話になってな。空さんは卑怯なマネをする人じゃないんだ!!何かあったはずなんだ・・だから・・」

楓「下っ端と空皇の話を聞き、咲都が取り乱したっていうことか」

葵「あぁ」

清隆「私たちも空皇に関して調べているので目的は一緒ですね」

葵「お前らも調べていたのか?」

誠「まぁこっそりとね!バレたらうち潰されちゃうし」

ひろ「下っ端から聞きませんでした?雷矢全員空皇に憧れているって。だからこそ今空皇が起こしている事件とか信じられなくて現状を調べているわけ」

葵「そうだったのか」

楓「理由も分かった。咲都を迎えに行こう」

楓が立ち上がるとみんなも立った

楓「行くぞ」

その後ろ姿は頼もしかった

葵「いい仲間に会えたな・・咲」


〜 葵 side 終 〜