「すごく心配したんだから・・・」

「お姉ちゃん・・・」

そろそろ人目が気になり始めてきたため俺は止めに入った

「もうそろそろいいんじゃないか?」

「あ・・・うん・・・」

彼女は涙を拭った

「美優を探してくれてありがとう」

「お兄ちゃんありがとう」

「おう、今度から気をつけろよ。俺は親から頼まれごとがあるからもう行くよ」

「あの!名前聞いてもいいかな?」

「あぁ、俺は『阿妻晴人』」

「晴人ね。私は『秋月陽菜』よろしくね」