「磯山ってさ、すげー人気だし。まじで!担任で嬉しいわ。」

楽しそうに話すケイを見ていたはずだったのに。

このときすでに私の視線は灰色の床にあった。

「...っ..!?」

突然吐き気が襲う。

「イト!?」

初めての感覚に倒れそうになった私を、ケイが支えてくれていた。