「おはよう」
「おはようございます。先生！それより！なんでキスしたんですか！？」
「なんでって好きだから？おれとお前昔よく遊んでたんだよ。」
「え？」
「公園で。」
「公園…いやぁぁぁぁ」
「どうした？」
「こわい、こわいの…」
「大丈夫だから、俺がいるから落ち着け」
しばらく先生は私を抱きしめてくれて少し落ち着いた
「あのね、私、誘拐されたことがあるの…こわいひとたちに暗いところにつれてかれて…こわかった。そのときすごい雷がなってて恐怖と不安がいっぱいだったのを今でも覚えてる。誰かは覚えてないけど助けてくれた男の子がいた。」
「そう…なんだ。」
「すごく優しかった。男達が見てないときをはかって連れ出してくれたの。ほんとに感謝してる。それ以来、雷と男の人がこわい。でも不思議だね、先生なら大丈夫なんだ…安心できる」