「お願いだからその目やめてください…。(汗)」
「ふふっ♪李衣にはこれが効果的…っと。」
「…何書いてるの?」
陽花の片手にはノート、もう片方の手にはペンを持ち、何か書いている。
「ん?あー…、これはねぇ。
いろんな人の秘密とか弱点書いてるのー、うふ♡」
「………………『うふ♡』じゃねぇええええ!!」
何この子!?めっちゃ怖い!
敵に回したくないタイプだわぁ…。
「えー?あ、安心して。ちゃんと李衣の秘密と弱点も書いてるから!」
「…いや、フォローになってないし。何してくれてるの陽花…。」
「そんなこと言っていいのかなぁ?李衣ちゃぁーん?」
「…すみませんでした…。」
この時李衣は思った。
『陽花だけは絶対逆らってはいけない…。(汗)』