「…何か俺らって幸せだよな」


「幸せだね」



私は玲海の横に立ってそう言った。



れみとわたるは後ろで砂場遊びをしている。



「俺、一生えみとれみとわたるを守るから。命に変えてでも守り抜くから」



そう言った玲海はすごく強かった。


だから"ついていこう"そう思えた。




「愛してるよ、えみ」



「私も。愛してる」




そうして私達は静かにゆっくりと唇を重ねた。



ーfin