そして寝ようとしたら、ある女の子達が話しかけてくれた。




「ねぇねぇ、君って転校生?」


「あっ、はい!そうです!」


「良かったら友達にならない?」



え?



「いいんですか?」


「え?嫌だった?」




嫌じゃない。


むしろ嬉しい!


「嫌じゃないです!よろしくおねがいします!」



そう言ったらなぜか女の子達は笑い出した。



どうしたんだろ?



「あははは!敬語じゃなくていいって!もう友達なんだから!」



私は嬉しかった。

前の学校では話しかけてばっかりだったから…




「あっ!ごめん、自己紹介がまだだったね!1人ずつ言うから聞き逃さないようにね!」




そう言って自己紹介を始めた皆。



「はいはい!まずは私から!

私は美月(みづき)!美月って呼んでね!」



「次私〜!私はみか!みかって呼んでね!」




「次私!私は若葉(わかば)!若葉って呼んでね!」




「次私!私はねまさみっていうの!まさみって呼んで!」




「次私!私は蘭奈(らんな)!蘭奈って呼んでね!」




「最後に私!私はゆき!ゆきって呼んでね!」




次は私の番だよね…?



「私はえみ!えみって呼んでね!」