逃げたほうがいい。
まだ私はおもちゃになるなんて言ってないんだから…!
私は扉の方に走って鍵をあけて会議室を出ようとしたが、龍汰に腕を掴まれた。
「…っ」
「俺から逃げようなんて無駄」
な、んで…
怖すぎて涙もでない。
「明日からお前は俺のおもちゃだからな。楽しみにしてるよ。
…あっ、それと…俺の裏の顔のこと言うんじゃねぇぞ?言ったら一生俺のおもちゃだからな」
一生?
言ったら一生おもちゃってことは、言わなかったらそのうちおもちゃじゃなくなるってこと?
なら我慢する。
どうせすぐこんな遊び飽きる。
それまで…