あぁ....服がビショビショだ。


もう、いいや。


さぼろう....


私は、教室に戻らず屋上でさぼることにした




カチャーー。

あ、開いてる


こういうときだけ、ついてるんだ



ドアを開けた瞬間、暖かい風がふいた

まるで、私を慰めてくれているかのように....


私は、フェンスから身をのりだして下を覗いた



ヒューーー。



高い。でも、なぜかと全然怖くなかった



このまま、飛び降りたらどうなるかな?

誰か、悲しんでくれる?

涙流してくれる?


「....」


私は、フェンスから離れた


弱虫だ。

嫌なことされても、文句も言えず....

助けを求めることもできない....


もう、自分がおかしくなりそうで怖い