大規模な感じだが名前がふざけた感じの、ちょりん病院勤務の25才倉田あつ子はA棟の看護師
看護師になりまだ1年ちょと。
毎日真面目に出勤して文句も言わず業務をこなしている。
お昼休みにB棟の先輩ナース花田麗香29才や
受付事務の堂崎桜27才と一緒になることが多くなった。
麗香や桜はずっーとお喋りを辞めないで喋りっぱなし。
そんな二人を見ているのが
あつ子は楽しくてしかたがない。
あつ子には悩みがある。
同じA棟の看護師の遅刻が日常茶飯事…
しかも先輩だ。
男の看護師26才 本木太郎
先輩看護師が遅刻…
おまけに太郎はドクターの手伝いもできるし口が上手い。
看護長やドクター達の前で仕事出来る風をアピールして実際は全くできず遅刻ばかりしている。
おまけに将来も期待されてA棟の看護長に可愛がられているのだった。
なぜ?
本性を見抜けない上のやつら…
現場がわかっていない。

だが遅刻をされると
A棟の看護師たちのシフトが回らない。
ついに あつ子は立ち上がった。
A棟の看護師No.3渡辺恵美24才に相談したのだった。
彼女ならわかってくれる。年下だけどわかってくれる!
彼女なら助けてくれる!
そんな思いで相談をした。

あつ子「お時間よろしいですか?」
No.3「どした?」
あつ子「太郎さんの遅刻が多くて、みんなシフトが回りません。今日も私の仕事があるのに太郎さんのをやりながら回したので限界です…
何とかしていただけませんか?…」

No.3「…」
No.3「あのさ…回らなければ回るように努力してさ、もう少し考えたら?!」

あつ子「…」(しね( ̄ー ̄)くそガキガキ!わたしが馬鹿だった…信じた私が馬鹿だった。)

あつ子「はい すみませんでした…」

ようするに太郎はNo.1にすかれているのでNo.3にはどうすることもできない状況はわかる…
正義がまける…

そんなくすぶったまま心を閉ざす あつ子だった。