「……それでいつから付き合っているんだ?」 やっと落ち着き椅子に座らせ未亜が茶を出した時奏は聞いた。 「えっと……」 「甲子園予選前から」 どの言葉を並べようかと考えてた未亜より先に御幸が答えた。 「予選前!?お前っ……甲子園をなんだと……」 「別に色恋で俺はお前の球受けられない事はならねーよ」 「いや、それはわかってるが……」 もう話し合いが混乱してきた。 お兄ちゃんは……。