「てめ、御幸!何うちの妹と……」

「いやー、だって奏に言うと俺殺されかけるし」

「当たり前だ!大事な妹をこんな鬼畜エロ野郎に渡すかあほう!」

……予想通りってかなぁ。

未亜ははぁっとため息をつく。

殴りあいにはならないだろう、と御幸先輩は言ってたけど……なりそうで怖いよ。

とりあえずと、未亜は御幸と奏をリビングへと連れてった。