夏の野球といったら甲子園となるが、榊高校は予選の決勝で負けてしまい、御幸や奏にとって2年の夏は終わった。

その時初めて未亜は御幸の涙を見た。
悔しくて悔しくて仕方がない涙。

それがあってしばらくした頃だ。

未亜はついに兄である奏に御幸と付き合っていると言う事を決めた。

奏には、紹介したい人がいるといい今度の日曜日の練習が休みの日に1度自宅へ帰ってもらう事にした。