『見せつけてもいいだろ。
真美は、俺のものだって!』


結局、お姫様だっこをされながら連れて行ってもらった。


それを見ていた裕太と奈菜が、からかってきた。

『あれれ~?
お姫様だっこされてる!愛されてるね~?』


『恥ずかしいからっ!
止めてっ!奈菜ったら!』


洋介の側では、明るい顔しか見せない真美。


洋介の側に居る時の真美は、すごく楽しそう。


心の奥では、言えない悩みがあって
これから離れようとしてるなんて…