『終わったよ。
ゆっくり帰ろう。』
奈菜は、帰り道、裕太の留学の話もしておいた。
いつの間にか、二人はクリスマス会の話題で盛り上がった。
出し物は何にするか、
食べ物は誰が作るか、
プレゼントは…などと、今年で4人が集まるのは最後だから、楽しい思い出の詰まったクリスマス会にしようと二人ではりきった。
男は、男の方で考えてくれるだろう。と任せることにした。
一週間ぶりに、4人で集まるクリスマス会。
真美は、すごく楽しみにしていた。
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