来年のクリスマスは、一年のお祝いしよう。と言っていたあの日。


俺達がまた仲良く居られる日は、来るのか?


最近まで側にいたはずなのに、遠く感じるようになったのは俺だけ?


退院して、きっと元気になって戻ってくる。


俺は、真美をいつまでも待ってる。


会えたら、退院のお祝いもしよう。


二つお祝いするから、裕太達にも手伝ってもらおう。


真美が戻ってきたら、好きなことをいっぱいさせてあげよう。


そんなことを考えているうちに洋介は、家に着いて着替えもしないまま、ベッドに倒れ込んで
深い眠りについた。