朝田真美と書いてある病室を必死に探して見つけてしまった。


でも、いきなり俺がいてどんな顔をするだろうとも思ったが、それよりも側にいてあげたい気持ちが強かったので、静かに扉を開けた。


まずは、真美の両親に挨拶をした。


『はじめまして。真美さんとお付き合いしている蔵内洋介と申します。』
『見舞いに来てくれたのね。私達は、でましょうか。』

『真美のこと宜しくね。』

『はい。』