試合が上手くいかず、苛ついている洋介にある人が話しかけた。 『あれ、君、誰?』 気づいてくれたことに嬉しくて笑顔で答えた。 『前に一緒にお昼食べさせてもらった伊藤です!』 恥ずかしながら答えた。 『…伊藤さんっていうんだ。』 覚えてないので、適当に返事をした。 『バスケしてる洋介先輩もかっこいいですよ。』 『あ~、ありがとう。なんでここにいるの?』 『あたし、マネージャーですよ?』