『洋ちゃん、これかわいい!』 『買ってやろうか?』 『まだいいかな?』 目をひらくと、眩しい光が差し込んできた。 夢だった。 俺は、ベッドから起き上がり、テレビをつけた。 暇で回したチャンネルは、どれもニュースばかり。 気分が落ち込むだけなので、すぐ消した。 その時、携帯が鳴り、祐太からだった。