帰りの時間、真美は立ちくらみがして足元が不安定だった。 必死に我慢しようと、壁にもたれかかっていた。 廊下から3人の声がして、心配させないように、トイレいってくると言ってトイレに入った。 鏡を見た自分は、青白い顔をしていた。 疲れているだけだと思いたかったが、病気だったらどうしようなどと、心も不安定でいた真美。 今日は、一人で帰ることにした。