奈菜は、家に帰ってから洋介に電話をした。


プルルルル…
留守番電話サービス…
音が鳴りましたら…


留守電のため、真美が日本に戻ってきたよ。と伝言を残した。


真美と洋介達がいなかったら、今の私たちはどうなっていたんだろう。


私たちが幸せになるように、真美と洋介もそれぞれ幸せになってほしいと奈菜は思った。