高校2年生になった私はいつもどうりに黒城高校に向かう。

私に友達なんていない。
ずっと1人で生きてきたの。５歳から。

私の別の名は、漆黒のアゲハ蝶。
毎日喧嘩しては倒す日々。
誰も私を倒してくれる人なんていなかったから。退屈だった。

だけど悠斗は違うかった。
悠斗は強かった。

あの日ーー。

ドン--

悠斗「いてーんだけど。」
里沙「うーん？ごめんね。痛かった？」
悠斗「うーん？じゃねぇよてめぇ。ふざけんなよ。こっちこいや。」
（うわっ。出た。めんどくさいやつだ。）
里沙「何？急いでんだけど。」
悠斗「俺を倒してから行けよ。」
里沙「誰も喧嘩する気ねぇし。」

ガサッ
ドカッ
ボスッ
ガチャン
ドスン

里沙「はぁ、はぁ、まだやる気？」
悠斗「あぁ、お前なにもんだ。」
里沙「さぁ？終わんねぇんだったら仕方ないね。」

ガサッ

ボンッ！！
悠斗「うぅっ。。。」

バタン。

気絶ぐらいだったら大丈夫でしょ。


次の日--

私はいつもどおり歩いていると後ろから気配がした。
里沙「何の用？」
悠斗「いやっ。。。俺。。。
志喜屋 悠斗。」
里沙「相原里沙」
悠斗「話があんだ」
里沙「何？」
悠斗「俺と付き合え。」
里沙「。。。まじ？」
悠斗「うん。」
里沙「どうせすぐ別れるんだろうからいいよ。」
悠斗「何だよそれwww
なぁ、里沙？好きだぞ。」
里沙「うん。」


今思えば変な出会いだよね。
ただ喧嘩しただけなのに。
悠斗は馬鹿だよ。
こんな私に惚れるなんて。

だけど私も一緒にいるうちに惹かれていったんだよ。