私。西川奈々歌。
今日で中学生も卒業です。
************
ジリリリリリリリリリリツ
「うっさいよ。ほんと。」
目覚ましを止め、布団から這い出る。
グゥ…
「やべ、寝てた。」
独り言をぶつぶつと言いながら、着替えを始めた。
「奈々歌!!学校!!早くご飯食べなさいよ!!」
ったくもぉ!
わかってるってば。
何もそんな大声で叫ばなくたっていいじゃない。
急いで筆記用具を鞄に詰め込み階段を駆け下りる。
時計を見るともう8時だった。
「あぁ!もう無理だよ!ご飯いらない!」
「せっかく作ったんだから食べなさいよ!」
なんて母親の声も虚しく、私の耳に入ることはなかった。
急いで教室まで走ってぎりぎりセーフ。
息があがってゼエゼエだ。
「おはよーなな!遅刻ギリギリだったねぇ!」
この子は白戸あげは。
髪が長くてお姫様風。
それであって私の幼馴染みの親友。
あげはとは高校も同じとこを受けたから、
高校も同じだ。
「なーな!高校生になったら一緒に登校しよぉね!!」
「そぉだね!!」
あげはの家は私の家から歩いて3分くらいのとこだ。
ガラッ
「はいおはよーさん。
今日はいよいよ卒業式だな。
今まで3年間よく頑張った。…」
この後の担任の話が長かったのは言うまでもない。
そんなこんなで卒業式も無事終わり家に帰った。
今日で中学生も卒業です。
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ジリリリリリリリリリリツ
「うっさいよ。ほんと。」
目覚ましを止め、布団から這い出る。
グゥ…
「やべ、寝てた。」
独り言をぶつぶつと言いながら、着替えを始めた。
「奈々歌!!学校!!早くご飯食べなさいよ!!」
ったくもぉ!
わかってるってば。
何もそんな大声で叫ばなくたっていいじゃない。
急いで筆記用具を鞄に詰め込み階段を駆け下りる。
時計を見るともう8時だった。
「あぁ!もう無理だよ!ご飯いらない!」
「せっかく作ったんだから食べなさいよ!」
なんて母親の声も虚しく、私の耳に入ることはなかった。
急いで教室まで走ってぎりぎりセーフ。
息があがってゼエゼエだ。
「おはよーなな!遅刻ギリギリだったねぇ!」
この子は白戸あげは。
髪が長くてお姫様風。
それであって私の幼馴染みの親友。
あげはとは高校も同じとこを受けたから、
高校も同じだ。
「なーな!高校生になったら一緒に登校しよぉね!!」
「そぉだね!!」
あげはの家は私の家から歩いて3分くらいのとこだ。
ガラッ
「はいおはよーさん。
今日はいよいよ卒業式だな。
今まで3年間よく頑張った。…」
この後の担任の話が長かったのは言うまでもない。
そんなこんなで卒業式も無事終わり家に帰った。