なんか、嫌ってる感出てるけど、嫌いじゃないし。

なんて言うのかなぁ。

『私…咲原君の事、好きです!!付き合って下さい!!////////』

顔を真っ赤にして、告白する愛衣を思い出す。

彼女がいなかったし、付き合ってみようって、思ってたけどなぁ。

今じゃ、彼女じゃなくて、友達だし。

実際、キスすらしなかったし。

なんか、彼女てわかんねぇな。

「竜ちゃん?どうかしたの?あ、もしかして希奈ちゃんが気になるの?シスコンねぇ〜。」

こいつ、既に俺を彼氏として、みてないだろ。

「バーカ。希奈はそんなんじゃねーよ。つか、希奈の事考えてたわけじゃないし。」

「チェッ。つまんないのー。…それでも、シスコンでしょ?」

「いい加減にしなさい。」

「いや〜。」

愛衣にチョップをくらわす。

「何すんのよ!!」

「シスコンって言った仕返し。」


別れを切り出すのは、今しか、ないよな。

あ、でも、このままでもいいかも。

って。

この調子じゃ、今日は無理何じゃねぇー。