そして、あの公園に来た。

日曜日なのに誰もいない。

私はその公園で泣いた。

「…ゔぅ〜…ぅわぁ〜…お母さん…嫌ぁ〜…」

そして、泣き崩れた。

そして、誰かにだかれていた。

「…希奈…」

あ、この声…。

私はそれでも泣いた。

優しく、されると、余計につらい。

「ゔ〜……お母さんに…会いたいよ〜。」

「やっぱり…ガキだな。」

私はその後も泣いた。




ガキでいいもん。