「おい…」

あっ……

「ごめん。忘れてた。」

私は舌をだし、テヘペロをする。

可愛くないけどねぇ。

「弟の存在忘れて、どうすんだよ。」

ため息をつきながら、あきられている。

ですよねぇ。

「それにしても、希奈って竜兄って人にベタ惚れだよな。」

な、なんなの/////

てか、ばれてる⁇

「ほ、ほ、ほ、惚れてなんかいないもん‼//////」

「……」

な、なんで黙るの!?

「嘘付くの、下手過ぎだし。正直に言えばいいのに。」

秀は鋭いのね。

でも、秀にはばれたくないし‼

「嘘じゃないもん‼…秀には…関係ないもん……」

ああああああああ。

穴があったら入りたい。

弟ってこんなに話しにくい存在なのか!?

血は繋がってないけど。

「あっそ…。…流石女子ですねぇ。」

秀はそう言って、リビングを出て行った。

てか、女子ってところ、棒読みだったし。

女子だと思われてない!?

って、流石にないか…。

……。

高校生になってから、大変なことばかり。

疲れるわぁ。

もう、年かねぇ(笑)