『焼竜』


「はっ?!ドラゴン?!」


俺はこくりと頷いた。


『お前がいるから高級なのとったぜ!』


「そうじゃないってーーーっっ!!!私、人間よ!?ドラゴンなんて食えるわけないじゃない?!ていうか、ドラゴンが存在するってこと自体おかしいもの!!」




人間ってドラゴン食べネェのかよ……。

すっげぇうめぇのに……



俺は焼竜を見つめた。


少し汁があって料理自体は真黒。

それでも俺にとってはうまそうなんだけど…