すると顔にしてたマクラが外された。


『ちょ…ん!!』



いきなり目の前に浮かぶキメのある綺麗な星来くんの顔。

唇に感じる熱くて柔らかい感触。



気がついた時には夕焼けで赤かった辺りは

暗くなってた。


電気だけが頼りになっていた。



しずかに唇が離れる。


『………あの…』


「付き合って見る?」


『へ?!』