『ま、まだ…明るい(?)けど?』


「そろそろ暗くなるよ。ここはね、赤い夕焼けと暗闇しか来ないからね。明るくはならないよ」



『へ、へえ…。』



そんな話をしながらも星来くんは布団を敷き終わった。


なんかあり得ないなぁ…


私が本の中に入っちゃったなんて…

信じられないよぉ…



「ねえ」


『んあ?!』


「ぷ、何変な声出してんだよ」


『わ、笑わないでよぉ!!!』