『本当に…私がいるところとは全然違うね』


「ん〜まあ、別世界らしいしな。猫病子によると」


『猫病子…ねぇ、あいつなんなの?』


「ただのペット。いろんなことを知ってて物知りらしいしな」


『ふぅーん』



私はうんうんと頷いた。

すると、星来くんは押入れをガラガラっとあけて中から布団を取り出して床に敷いた。


『な、何やってんの?』


「ん?寝る準備」


って可愛く言わないでーーっっ!

心臓持たないってってば!