「へぇ・・・・緊張してんのか。
で、キスしていいんスかね?」
緊張してるって知ってて
わざわざ、この至近距離で聞いてくるって
かなり性格悪いと思うんだけど。
しかも、どんどん
唇が触れそうな距離に近づいてきてるのに
寸止めくらってる気分だ。
「真弓が答えねぇと
俺、何もできねぇじゃん?」
「・・・・・・」
そんな事言われると
ますます、どう言えばいいのか分からなくなる。
いいよって・・・
キスしていいよって
その一言が言えない。
言えば、この寸止めから解放されるのに・・・
「そうか、ダメか」
そう言いながら
顔を少し離し、体さえも遠ざけようとする総一に
とっさに
「ま、待って」
そう言って
総一の腕を掴んでしまっている。
で、キスしていいんスかね?」
緊張してるって知ってて
わざわざ、この至近距離で聞いてくるって
かなり性格悪いと思うんだけど。
しかも、どんどん
唇が触れそうな距離に近づいてきてるのに
寸止めくらってる気分だ。
「真弓が答えねぇと
俺、何もできねぇじゃん?」
「・・・・・・」
そんな事言われると
ますます、どう言えばいいのか分からなくなる。
いいよって・・・
キスしていいよって
その一言が言えない。
言えば、この寸止めから解放されるのに・・・
「そうか、ダメか」
そう言いながら
顔を少し離し、体さえも遠ざけようとする総一に
とっさに
「ま、待って」
そう言って
総一の腕を掴んでしまっている。