部屋に戻った途端にメグちゃんに呼ばれた


「輝くんさ、
結婚式の二次会の受付をお願いしてもいいかな?」



「えー面倒」

「式と披露宴は身内だけでやるんだ。
その代わり二次会には友達をみんな呼ぶの」


つまり


「二次会は会費制にしようと思って…
輝くん、計算得意でしょ?」



………うーん

まあね、二人の仲は昔から知ってるしね

門出だしね



「分かった」


「サンキュ。
当日の場所と時間は後日連絡するね。
分からないことは幹事に聞いて」



「分かった」


「もう一人の受付は神田さんだから」


「…分かった」




まあね、俺とコイツがタッグを組んだら
計算間違いは絶対にないからね