「波奈ちゃんって純粋そうだね」


「え…どこが?桃夜の方が純粋じゃん!」


「あ、今普通に桃夜って言えた」


「あ…ほんとだ。あははっ!桃夜〜」


「ははっ」


「桃夜桃夜〜言えたー桃夜〜!とう…」











普通に言えて嬉しくて桃夜連呼してたら…








桃夜がキスしちゃうんじゃないかってくらい顔を近づけてきた










「あ…の……」


「……。っあ、ごめん!ついアメリカの…」


「あっそっか…だ、大丈夫」





びっくりしたけど。








今の、アメリカの癖じゃないと思う…









目が……違かったもん














「あ、もうこんな時間」






桃夜といっぱい話しながら案内してたからあっという間にお昼を過ぎた。







あー、千枝ちゃん今日もバイトかな?







「じゃあ、波奈ちゃんありがとう。俺また職員室行かないといけないから」


「そうなんだ。じゃあ、また明日!」


「またね!」







…………。










最後まで美青年だったな









さ、教室いこ